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長岡DC第1期工事が着工/施工は富士電機

2017/03/14 新潟建設新聞

 データドック(宇佐美浩一代表取締役CEO、長岡市東坂之上町2-1-1)が長岡市に計画するエネルギー循環型データセンターの第1期工事は富士電機が受注し、このほど着工した。施工協力を中越興業が担当。10月末の完成、2018年1月の運転開始を目指す。総事業費は58億円。

 建設地は長岡市の敷地2万1063㎡のうち9185㎡。規模は、免震構造のS造2階建て、延べ床面積5399㎡。

工事は2期に分けて実施。ラック2000台の整備を予定し、1期工事では500台、管理棟とサーバ棟を配置する。 2期工事はサーバ棟ラック1500台、延べ床面積約1万2000㎡を予定し、19~20年の着工を予定。また、排出された熱を活用する植物工場も2期に分けて整備。第1期工場は、17年度末の稼働を目指す。

 7日に執り行われた新潟・長岡データセンター新築工事の地鎮祭には、関係者約80人が参加し、鎌入れや鍬入れ、玉串奉納などの神事を執り行い、安全を祈願した。

 式典後、データドックの水野昌広代表取締役会長は「いよいよ工事が始まる。長岡DCが完成することで、2015年4月に設立したデータドックのサービスを開始することができる。安全と無事を祈る」と述べた。

【写真=宇佐美社長による鍬入れ】

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