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茨城県取手地方広域下水道組合

取手広域下水組合が17年度予算にクリーンセンター改築費

2017/03/23 日本工業経済新聞(茨城版)

 取手市とつくばみらい市で構成する取手地方広域下水道組合(管理者=藤井信吾取手市長)の2017年度予算が公表された。主なものでは、枝線工事で取手地区に3億6512万円、藤代地区に1億7480万円、つくばみらい地区に1億2233万円、幹線工事で藤代地区の新川1号に1億1275万円、つくばみらい地区の武兵衛新田1号に7392万円を計上。そのほか県南クリーンセンターの電気設備改築事業に2カ年継続費で5億2542万円、ポンプ設備改築の電気設備に5834万2000円と機械設備に3917万2000円、汚泥棟改築に4428万円を盛り込んだ。

 17年度からは、計画的な経営基盤の強化を図るため、官公庁会計から公営企業会計に移行する。新年度予算の資本的支出の総額は33億6039万7000円で、そのうち建設改良費は17億9190万4000円。

 まず処理場建設費では、県南クリーンセンター(取手市小文間173)の電気設備改築工事に2カ年継続費として5億2002万円を設定。年割額は17年度1億3921万2000円、18年度3億8080万8000円。長寿命化に伴い、監視制御設備や制御電源、計装用電源設備などの改築を行う。新年度の上半期に発注予定。

 さらに同センターで、主ポンプの電気設備改築に5834万2000円と機械設備改築に3917万2000円、汚泥棟改築(建築・機械・電気)に4428万円を充当する。

 ポンプ場建設費では、長寿命化改築に向けての詳細設計に929万9000円を措置。対象は取手、野々井、稲、高須、浜田第1、宮和田、福田、山王新田の8カ所。

 管渠建設費は取手地区枝線工事に3億6512万円。対象は新取手や野々井、永山など9路線。

 そのほか藤代地区枝線工事(椚木、谷中、上萱場)に1億7480万円、つくばみらい地区枝線工事(外記新田、山王新田、小張)に1億2233万円を配分している。


【クリーンセンターの17年度整備箇所】

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