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山梨県甲府市

甲府市玉諸福祉センター 新築工は3分離発注

2017/04/18 山梨建設新聞

 甲府市は、老朽化が進む玉諸福祉センター(向町568)を改築する。既存施設の解体工事のほか、新施設の建築主体と電気、機械設備の3分離発注(いずれも総合評価による一般競争)を計画。事業費は本年度の当初予算に2カ年継続費6億4439万1000円を設定した。

 解体工事は5月から6月ごろに発注し、12月から来年1月に終了を予定。建築主体工事は8月から9月ごろに発注を予定。電気と機械設備は来年1月から3月までに着工させる考え。実施設計は馬場設計(同市塩部4-15-8)、地質調査は岩間井戸工業(同市国母1-4-3)が担当した。

 新しい施設はRC造2階建てで、延べ床面積約1600㎡。相生の福祉センターと機能的には同等で、エレベーター設置やバリアフリー機能を備える。浴室部分も、現状より拡充するほか、太陽光パネル整備(OMソーラー導入)を設置し、冬場にも底冷えしないようにする。

 同センターについては、ことし3月に開催した市議会予算特別委員会で、桜井正富委員(創政こうふ)が、「(玉諸の施設は)市内でも、一番最初に建設された福祉センター。特徴は温泉があることで、大変評判が良く、利用所も一番多い。他の施設と違い温泉がある。魅力のある福祉センターとしてほしい」と要望した。

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