記事

事業者
山梨県甲府市

甲府市中道北小新校舎 実施設計費を要望

2017/05/24 山梨建設新聞

 甲府市教育総室総務課は、中道北小学校移転建設に伴う新校舎の実施設計費と用地買収費を来年度予算へ要望する。

 建設に向けて、ことし3月に用地測量と土質調査を委託(10月末納期)したほか、基本設計については建築営繕課が担当している。

 19年度から2カ年で造成および校舎建設工事を進め、2021年4月の開校を目指す。

 建設予定地は、リニア中央新幹線のルートが敷地を横断する既存施設より約250m南側。リニア新幹線の軌道と中央自動車道、国道140号に囲まれた場所になる。

 そのため、昨年10月の定例教育委員会で委員からは「リニアが500㎞のスピードで来ると騒音問題が出てくるのでフードをかけてほしい」「現地の周辺には児童館や交番がある。老朽化したら移転先に近くに施設を建設してほしい」「リニア開業で地域が発展するのか予測ができない。植栽や地盤の液状化対策を進めてほしい」と言った意見や要望が出ている。

新校舎の移転先については、住民の理解が得られないため、甲府市は中道地区で住民説明会を開催した。



【写真=新校舎の建設予定地】

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら