長岡市は、簡易型プローザル方式で選定を行った長岡北部地域新斎場整備基本計画の最優秀提案者をエヌシーイーに特定した。２０２１年度末の完成を想定し、土地利用計画、火葬炉方式の提案、整備スケジュール案の作成や、事業手法の検討を行う。履行期間は18年３月末まで。建設候補地は長岡北部地域の敷地約２・０ha（選定中）。

　業務では、老朽化が進む寺泊斎場（寺泊二ノ関）や与板無憂苑斎場（与板町本与板）が建て替え時期を迎えていることから、長岡北部地域に新斎場を整備するため、基本的な条件・課題を抽出し、基本コンセプト、整備目標、整備イメージを整理した上で、基本構想・計画（ラフプラン）をまとめる。

　採用可能な事業手法を提案し、概算事業費をもとに、従来方式、ＰＰＰ方式の手法別の比較検討を行い、最良のものを推薦。21年度末の完成に向け、設計検討期間、法的手続き期間、施工期間等を算定し、新斎場の整備スケジュール案を作成する。

　また、新斎場の建物規模や駐車場台数、地域活用施設の種類、規模等を明確にし、都市計画で定める火葬場の区域を明示するなど、土地利用計画（斎場、駐車場、地域活用施設等）も作成。