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事業者長野県安曇野市
見出しラウンドアバウト普及へ安曇野でサミット  
掲載 2017年7月29日長野建設新聞  
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全国のラウンドアバウト(環状交差点)導入自治体らが集まった「ラウンドアバウトサミットin安曇野」(普及促進協議会主催、会員14市町)が、28日、29日の2日間にわたり安曇野市で開かれた。28日は国からの情報提供や講演、さらに普及促進協議会の取組報告が行われ、29日には安曇野市内のラウンドアバウト「本村 円(ほんむら まどか)」で現地を視察した。
このサミットは、ラウンドアバウトの普及を図るため開かれるもので今回が5回目の開催となる。今年5月末時点で22都道府県67カ所が設置されている。安曇野市の豊科公民館ホールで行われた開会式で、普及促進協議会の会長を務める滋賀県守山市の宮本和宏市長は「普及協議会の現在14の市町で構成されている。今年4月には国交省、警察庁を訪問し、普及促進へ技術的、財政的支援をお願いした。また、もう少し小さな直径、われわれはミニラウンドアバウトと呼んでいるが、これを実現するための社会実験をさせていただきたいとお願いした。ラウンドアバウトは有効性が高く、全国で普及促進していくため普及促進協議会のメンバーをどんどん増やしていきたいと思っている。このサミットをきっかけに多くの自治体に参加をお願いしたい」と呼びかけた。ラウンドアバウトの有効性は少なくとも4つあると思っている。1つは交通事故減少による安全確保、2つ目は渋滞減少による交通の円滑化、3つ目はアイドリング時間の減少による環境負荷の低減、4つ目は災害時の有効性。そうした中、当市のある滋賀県では4月、県警交通部長が県内にラウンドアバウトを普及していくことを宣言し、多くの自治体で検討しているところ。守山市では平成26年に1つ目のランドアバウトを設置た。供用前の5年間で9件の出会い頭の大きな事故が発生したが、ラウンドアバウトを設置し、この3年間で事故はゼロとなっている。地元の人に聞くと、車の通行速度が下がったことで安全になるとともに地元のシンボルができたと喜びの言葉を聞いている。本市では2カ所目のランドアバウトを検討している。続いて開催市である安曇野市の宮澤市長は「本日は北は北海道、南は沖縄まで全国から参集いただき感謝申し上げる。本市のラウンドアバウト『本村 円』は平成27年4月に供用を開始した。限られた予算で安全安心なまちづくりを行う上で非常に有効な手法で、また災害に強く、供用してから事故がない状況」とその有効性を示し、導入を検討している自治体ら参加者へ有効性を訴えた。
来賓に招かれた長野県建設部の油井均部長は「県内のラウンドアバウトは3市1町で6カ所が供用され、その効果を十分に発揮しているところ。信号機を必要としない災害に強い交通管理、ライフサイクルコストが低減できるメリットがあることから安全安心な効果が発揮されるものと期待している」と、さらなる普及を期待した。

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