記事

事業者
(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部が夏季安全パト

2017/08/11 長野建設新聞

長野県建設業協会木曽支部(加藤晋悟支部長)と発注者の長野県現地機関は4日、恒例の夏季安全パトロールを行い、お盆前で休工を迎える各現場で第三者対策や熱中症対策などを呼びかけた。

当日は、同支部の安全委員会(砂山右近委員長)と安全指導員、県現地機関は木曽建設事務所や木曽地域振興局林務課および農地整備課の担当者が参加した。午前9時に木曽建設会館前で行われた出発式であいさつに立った砂山委員長は「夏季の安全パトロールはお盆休みの前ということで休工する現場が多いことから第三者災害、また熱中症対策や最近はゲリラ豪雨で現場が危険になることも多いのでそうした点を重点的に見てほしい」と呼びかけた、

パトロールは地区別に13カ所を北・西部、中・南部、南部の3班に分かれて実施。それぞれ現場代理人が工事内容や進捗状況を説明。発注者や委員は、現場の安全対策や第三者対策の対応を徹底することなどを指導した。北・西部班は最初に、木曽町日義で加藤組の施工で工事が進められているH28県営農村地域防災減災事業町川2工区を訪れた。当日の作業員は4人で工事の進捗率は90%まで達しており、現在は仮設道路の盛土を行っていた。森委員(三留野土建)から、お盆前の第三者対策やゲリラ豪雨の発生を予測した時の対策、また熱中症対策は具体的にどのようなことなどを行っているかなどの質問が出された。また、現場事務所と実際の作業現場の距離が離れていることから、作業場所に向かう時は現場事務所にある救急セットを車に積んで実際の作業箇所の近くに置くよう提案。現場代理人の赤堀さんは「早速、実施したい」と応じた。

パトロール終了後、木曽建設会館で結果報告会を行った。

パトロールのもよう

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら