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早期着手を要望 馬下橋架け替え促進期成同盟会が総会

2017/09/05 新潟建設新聞

 (仮称)一般国道290号の馬下橋架け替え促進期成同盟会(会長=伊藤勝美・五泉市長)が8月30日、設立総会を開催した。総会には関係者など約20人が出席。初会合は非公開で行われ、幅広く意見が交わされた。

冒頭、伊藤勝美会長は「国道290号馬下橋は経済活動、地域間交流、安心安全の生活基盤形成のために欠かせない橋梁である。国土強靭化のためにも関係機関をあげて早期架け替えに向け、ご尽力頂けるようお願いしたい」と要請した。

 来賓あいさつで帆苅謙治県議会議員は「成就するためにつくるものだと思っている。7~8年間も続く同盟会であってはならない。確実に早期に実現し着手するという気持ちを持って活動してもらいたい」とエールを送った。

 また、県の美寺寿人土木部長の代理で出席した道路建設課の瀬戸民枝参事が「県東部地域の生活や産業、観光を支える重要な路線であり、馬下橋は阿賀野川を隔てた両岸地域を結ぶ大変重要な橋であると認識している。県としても県民の暮らしと命を守り、災害に強い道路の整備はもとより、地方創生を進める道路ネットワーク整備を推進していく」と祝辞を代読した。

 五泉市と阿賀野市にまたがる馬下橋(L370m)は1965年に供用開始され50年が経過。老朽化が進んでいることや旧規格の幅員構成で幅員も狭く、大型車の通行にも支障をきたしている。また歩道も無いため、利用者にとって危険な状況であることから、早期の架け替え着手が望まれている。

【写真=第1回総会を開催】

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