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新潟県新潟市秋葉区

公道でバリアレス縁石が初採用

2017/09/06 新潟建設新聞

 新潟市は、秋葉区程島地内で、公道では初となるバリアレス縁石を設置し、1日から供用を開始した。新潟市秋葉区の程島ショッピングセンター前バス停とバスベイの新設に合わせて上下線各16m(2m×8基)が設置されている。

 バリアレス縁石は、縁石側面がバスのタイヤのガイドとなり車両を正確に縁石側まで寄せることが出来る。縁石ピッタリまでバスを付けることで乗降口と歩道の隙間を無くし高齢者や車椅子、乳母車等の乗り降りをスムーズにするほか、乗降時間の短縮による定時性の向上が期待される。

 これまで区バスに採用される小型ノンステップバスに対応した製品が無く、新潟市とアドヴァンス、公益財団法人日本交通計画協会との3者が共同で開発した。秋葉区役所前の構内道路で、同じバリアレス縁石を設置しているが、公道への設置は初めて。また新設されたバスベイは、切り込み形状の三角形とし、バスがより歩道に寄せやすくなり、スムーズな乗降と利用者の安全性を確保する。

 今後は、道路管理者や県警とともに設置効果、課題を検証し、設置拡大を検討する。

【写真=秋葉区程島地内に設置】

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