十日町市の新しい市民会館、越後妻有文化ホール・中央公民館「段十ろう」が、市役所至近(本町1)に完成した。11月3日にオープンセレモニーが行われる。
同ホールは2015年8月に着工。プロポーザルによる選定で梓設計・塚田設計事務所JVが設計を担当。丸山工務所・村山土建特定JVが建築本体工事を21億7000万円で受注した。
舞台を備えたメーンのホールは2層で708席。木彫の重厚感漂うデザインが特徴だ。施設1階にはホールのほか楽屋、練習室、講堂、調理室、オープンカフェを配置。2階には和室や多目的スペース、雁木ギャラリーが備わるほか、階段状の「だんだんテラス」は交流スペースとして開放される。
225台分の駐車場を含む敷地面積は1万823・78㎡。建物規模は延べ床面積5258・72㎡、建築面積3063・72㎡の耐震・耐雪SRC造4階建て。
黒、白のコントラストが目を引く外観は落ち着いた雰囲気を醸し、新しい文化活動の受け皿として稼働が始まる。
【写真=団十ろう外観】