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(社)新潟県建設業協会

進路選択の参考に新発田南高が現場見学

2017/11/11 新潟建設新聞

 新潟県建設業協会は6日、新発田南高校土木工学科の2年生を対象に現場見学会を開いた。県新発田地域振興局発注で、岩村組が施工する一般県道島見新発田線大夫浜興野拡幅道路改良工事と交差点改良工事を見学したほか、コマツレンタルよりICT土工の解説などが行われた。

 若年建設従事者の入職促進活動の一環として建設系学科の高校生を対象に建設産業に対する理解と認識を深め、魅力を感じとってもらうため新潟県との共催により開催され、発注者や工事担当者から工事内容の説明を受けた。

 現場を見学した生徒は「普段見ることができないところを見られてためになった。将来に生かしたい」と語ったほか、進路を迷っている女子生徒から「意外と楽しいかも」との感想が聞かれた。

 道路改良工事を担当する監理技術者の中山善巳氏は、「近くを通るときには、気に留めて見てほしい。建設業の作業環境も改善しており、将来建設業を目指してもらえればいい。うちは特に働く人を大切にする会社」と話す。

 同現場では、快適トイレの設置はもちろん、AEDやインフルエンザ、ノロウイルス対策として、休憩室には除菌ミスト発生装置を置くなど現場環境の改善に取り組んでいる。


【写真=施工手順を学んだ】

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