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群馬県前橋市

前橋市が大胡城跡関連でガイダンス施設

2017/11/14 群馬建設新聞

前橋市は県指定史跡大胡城跡の整備計画で、指定地北側にある旧大胡幼稚園の建物を活用してガイダンス施設を2018年度以降に整備する。

大胡城の本丸・二の丸エリア1万5953㎡が県史跡として指定されている。城跡整備に関連したガイダンス施設の設置は、既存建物の利用を図ることとして17年度中に解体が予定されている旧大胡幼稚園のうち図書室として使用していた部屋を改修して充てる。面積は56㎡(8m×7m)。

幼稚園施設の解体は12月から開始する計画で、18年度以降に、図書室内装など改修、ガイダンス展示パネルなど作成、関連資料の作成・展示へ移る。

また、南側の教室棟については子育て支援課が放課後児童クラブとして活用を計画しているという。

城跡整備計画としては今後、協議調整課題として◇外部トイレ設置◇旧大胡幼稚園敷地南側通路の整備◇大胡城跡への連絡橋の整備◇大胡城跡二の丸への登坂通路(階段)の整備◇ガイダンス施設管理運営-があげられている。外部トイレの設置は、一般的に公園のトイレクラスの整備で800万~1000万円、簡易型なら200万円程度で整備可能とされ、利用状況などを勘案しつつ検討する構え。整備後の維持管理についても課題となる可能性もあるという。

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