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日本青年会議所が交通インフラ整備を提言

2017/11/29 新潟建設新聞

 日本青年会議所の北陸信越地区新潟ブロック協議会(石黒良行会長)は22日、新潟県に対し、交通インフラ整備の必要性や上越新幹線の新潟空港乗り入れ実現へ提言を行った。

 石黒会長は「人や物の往来を活性化させ、地域経済を発展させるためにはインフラの整備を進める必要がある。新潟空港のアクセス検討委員会の検討材料にしていただきたい」と米山知事に提言書を提出した。

 提言作成にあたっては、協議会の「夢を描けるにいがた創造委員会」では、インフラ整備の経済効果や重要性、交通インフラの現状を調査研究し、新幹線の新潟空港への乗り入れをはじめ、上越~長岡間の延伸について県内22の青年会議所1300人へアンケート調査などを行った。

 提言書では、新幹線の空港乗り入は、経済の活性化、交流・定住人口の増加を生むなどのメリットがあり、県が試算した採算に必要な56万人の利用者増加には、群馬県や埼玉県からの空港利用者の増加が必須で、両県との協働を考えれば実現可能としている。

 提言を受けた米山知事は「インフラはあれば一番良いが、同時に、増やした分だけ維持管理が問題となる。他に優先されるべきものではない」と応えた。


【写真=米山知事に提言】

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