十日町市は、2018年度から防災行政無線のデジタル化を進める計画だ。現在、調査と実施設計を進めており、18年度から工事着手し、20年度の供用開始を目指す。事業費にはおよそ16億円を試算している。
市の防災行政無線は3地域でアナログ屋内外子局が整備されているが、旧十日町市の2地域では子局が整備されていない。
現在の想定では、十日町市役所の親局、城山の中継局をデジタル化するほか、子局は現在の52基に加え新たに旧十日町市地域にも設置する。個別受信機は全戸配布を予定しており、防災ラジオがおよそ2万個だったことから同程度を想定している。
18年度から親局、中継局、屋外子局のデジタル化を進め、19年度の屋内子局を整備し、20年度の供用開始を予定する。
設計は、建設技術研究所が担当。