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笛吹川フルーツ公園のドーム空調更新 県峡東建設

2018/02/10 山梨建設新聞

 県峡東建設事務所は笛吹川フルーツ公園内ドーム施設の空調設備を更新する。設置から20年ほど経ち老朽化が進むためで、年度内に機器の仕様を固め2018年度から実施設計に着手。19年度の着工を目指す。

 現在の空調は灯油を使った冷温水式。開園時から替えていないため故障が目立つようになってきたが、「修繕しようにも部品が無かったりで、維持費がかさんでいる」(同事務所担当者)状況だ。

 「くだもの広場」「わんぱくドーム」「くだもの工房」の3つのドームを一体的なシステムで賄っているため、各ドームごとのオン・オフはできず利用状況によっては効率が悪い。また、現在子どもの遊び場として使用しているわんぱくドームは開園当初温室として使っていたため、現在の用途としては性能過剰だという。

 新たな空調の仕様についてはエイト日本技術開発(東京都中野区)に業務委託し検討中。パッケージ式の空冷ヒートポンプ式などが案として挙がっている。

 同事務所は16年度に同公園施設の長寿命化計画を策定。それに沿い順次園内施設の改修を進めている。


【写真=空調を更新するわんぱくドーム】

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