長岡市前川地区を走るJR信越本線の前川駅東口駅前広場整備工事が完成した。供用開始に伴う完工式が7日に挙行され、200人近い地域住民や子ども達が集まり、関係者とともに真新しい広場の誕生を祝った。
この工事は前川東土地区画整理事業が2017年度に終了したことを踏まえ、今後の駅利用者の増加への対応、利便性向上を目的に長岡市が実施。事業費1億2400万円を投入し、1725㎡の敷地に11台の駐車場とロータリーのスペース。消雪パイプを完備。
式では磯田達伸市長が「昨年10月にドリームタウン前川東が完成してから地区の世帯数が676になり、完成前の2・1倍。園児数は161人、小学生は171人で2・8倍に増え、人口減少が進む長岡市の中で唯一人口を保っており、長岡で一番活気のあるまちになった。車社会の中で鉄道も使えるメリットがあり、この広場が発展の起点となってほしい」と述べ、集まった大勢の人と完成を喜んだ。
【写真=完工式を挙行】