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30社が栄えある受賞/新井土木は知事賞10回目/2018年度県チャレンジいばらき建設業者表彰

2018/11/02 日本工業経済新聞(茨城版)

 県の建設業者表彰は、建設業の健全な振興発展や生産性向上、働き方改革、労働環境改善による担い手確保などの新たな取り組みへ積極的にチャレンジを促進するため、県発注の建設工事を誠意を持って適正に施工し、優秀な成績で完成した建設業者と主任(または監理)技術者を表彰するもの。

 10月15日に茅根継雄企業局次長を会長とする企業局審査会が開かれたほか、10月26日には知事部局による表彰審査会(会長=伊藤敦史土木部長)が行われ、選考作業を実施。その後、両会がそれぞれ大井川和彦知事と澤田勝企業局長へ報告し、受賞者を決定した。

 対象工事は、前年度に完成した施工金額500万円以上の県発注工事。件数は知事部局が2220件(土木1717件、建築269件、農業土木234件)で、企業局が152件。そこからさらに工事成績80点以上の493件(知事部局482件、企業局11件)に絞り込み、選定した。

 受賞工事を工種別でみると、「知事賞(10社)」は海岸2件、砂防、水路(農土)、河川、橋梁、舗装、ほ場整備(農土)、建築、公園が各1件。

 「土木部長賞(12社)」は道路5件、河川3件、電気、海岸、建築、公園が各1件。「農林水産部長賞(4社)」は、ほ場整備2件水路、道路が各1件、「企業局長賞(5社)」は水道4件となった。

 知事部局の表彰については1958年度から始まり、今回で記念すべき60回目。表彰規程に基づき、知事、農林水産部長、土木部長が直接受賞者をたたえる。企業局の表彰は2002年度から行われ、今回で17回目。企業局長が同局発注の優秀工事業者を表彰する。


 【表=18年度建設業者表彰リスト】

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