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エヌエスアドバンテック㈱新設工場、福田組が受注

2018/12/19 新潟建設新聞

 【長岡市】オートバイや自動車用の計器・電装部品類の製造を担うエヌエスアドバンテック㈱(栃倉正美社長、小千谷市山谷字新保4-10)は、長岡市内に総工費15億円規模の長岡第2工場を新設する。施工は福田組新潟本店が受注し、このほど着工した。2019年8月20日の完成を目指す。

 場所は長岡工業導入団地内の東高見2-3-1で、既存の長岡工場から通りを挟んで向かいの敷地2107・75㎡。施設はS造4階建て、建築面積1473・73㎡、延べ床面積3407・58㎡を予定する。設計はワシヅ設計(長岡市)が担当。

 同社は国内外の車載用計器市場でトップシェアを誇る日本精機㈱グループの会社で、クリーンな生産ラインによる低異物樹脂材料の製造・加工を強みに成長を続けている。30年には現状生産の2倍の受注量を見込むとし、大規模な設備投資に踏み切る。

 栃倉社長は「顧客の要求を満たす価値の高い製品を提供していく。長岡が誇るものづくりの技術を世界に発信するとともに、新たな雇用を創出し、地域活性化に貢献したい」と展望を語る。

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