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新潟県新潟市

大郷橋の架け替えを市長に要望

2019/01/12 新潟建設新聞

 大郷橋架け替え促進協議会(石澤兼二会長)は8日、新潟市役所を訪れ中原八一市長に早期の架け替えを求める要望書を提出した。

 信濃川を跨ぎ新潟市秋葉区と南区に架かる同橋梁は、幅員が狭く大型車両のすれ違いが困難であるほか、洪水時に水没する「もぐり橋」となっている。また取り付け道路の線形不良により渋滞や事故が発生している。

 架け替えの事業化へ石澤会長は「もう一歩踏み込んだ検討をお願いしたい」と秋葉区、南区の各地域および新津、白根北部工業団地などから集まった1万174人分の署名の一部とともに要望書を提出。中原市長は「協議会顧問を務めていたこともあり認識は同じ、真摯に受け止め新潟市として取り組みたい」と応えた。

 架け替えについて市では同橋2㎞下流で新潟中央環状線の橋梁整備が計画されていることから、交通量の変化や投資効果、今後の大郷橋の位置付けなど総合的に検討する方針だ。


【写真=要望書を提出する石澤会長(中央)】

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