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事業者山梨県甲斐市
見出し11月にも復旧着手 台風被害の楯無堰頭首工  
掲載 2019年1月18日山梨建設新聞  
本文

 甲斐市は昨年9月末に県内を襲った台風24号により被災した楯無堰頭首工(北杜市明野町)の早期復旧を目指す。増水などにより水叩き部が損壊したもので、このほど復旧設計が完了、来年度渇水期に着工し同年度内に完了させる。同市が国などから補助を受けて行う災害復旧事業を行うのは初めて。
 同頭首工を管理する土地改良区からの知らせを受け被害が判明。市は緊急性が高いと判断し昨年10月に設計費など1800万円、工事費6970万円を専決処分した。市農林振興課によると、突発的な事案のため設計者を探すのに苦慮したが、県が実施している楯無堰地区の保全計画策定にも携わっているNTCコンサルタンツ(愛知県名古屋市)が依頼を受けてくれたという。
 現場は北杜・韮崎・甲斐などを南北に流れる塩川。同頭首工は「道の駅にらさき」(韮崎市中田町中条)の東側に位置しており沿岸を走るサイクリングロードからも見える。被災したのは堤体下で水を受けるコンクリート部分。左岸寄りにあるもので、川幅に沿い22・3mにわたり損壊し、欠けた状態になっている。市担当者は「増水に加え上流から巨大な石が流れ落ちてきた可能性もある」と見る。
 復旧工事にあたり河川の水を、土のう(742個)を使い、道の駅がある右岸側に切り回す。工事用道路も右岸側から延長299m、幅員3・5mにわたり整備。道路となる鉄板は302㎡を見込む。鉄板下に置く暗渠はφ900㎜を21個。損傷箇所には護床ブロックを29個使う予定だ。
 着工は農閑期となる11月ごろを予定。できるだけ農業に影響がでないよう来年3月までに完了させる。今のところ損傷による周辺農家への目立った影響はないという。

【写真=水叩きが損傷した楯無堰頭首工】

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