日本塗装工業会埼玉県支部(松尾康司支部長)は21日、浦和ワシントンホテルで2019年新年会と安全大会を開催した。昨年は大雪で中止となったこともあり、来賓、賛助会員らとともに親睦を深め、支部活動の充実に向け活発に意見を交えた。
松尾支部長は来年開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け、身障者・障がい者用の駐車場を国際的なシンボルマークで塗装する依頼を県から受けたことを報告。その上で「支部が12年ぶりに関東ブロック長を務めることになりました。顧問、理事、事務局の皆さまには絶大なるご支援をお願いいたします」とあいさつした。
引き続き顧問の立石泰広県議会議員と建設業労働災害防止協会埼玉県支部の白石茂敏事務局長が日ごろの貢献をたたえる祝辞を述べた。
その後は埼玉県塗装業協同組合の石川義明理事長の発声で乾杯。1年の門出を祝った。
この日は新年会に先立ち安全大会を開催。㈱エバー商会安全支援グループリーダーの中村幸治氏が『安全帯規制に関する政令等の改正について』と題して安全講話を実施。安全衛生特別教育が必要となるフルハーネス型墜落制止用器具のガイドラインのポイントを説明。安全が全てに優先することを確認した上で、全員で安全宣言を唱和した。