17日に投開票が行われた吉川市長選挙で２期目の当選を決めた中原恵人（なかはらしげと）市長（48）が19日、大勢の市職員に迎えられ初登庁した。市長選では前市議で無所属新人の吉川敏幸氏との一騎打ちになり、約３０００票差で破った。公約では▽総合運動公園の新設▽旧庁舎跡地への福祉拠点の整備▽夏までを目標とした市内小中学校の空調整備――などを掲げている。

　中原市長は初登庁時のあいさつで「今回の選挙で市民の皆さんから、これまでの取り組みを高く評価する声を多くいただきました。これは市長一人の力ではなく、職員が本気で取り組んでくれたおかげであり、市民の皆さんがさまざまな意見をくださり、支えてくださったから」と感謝の思いを述べた。

　また「まちづくりが成功するかどうかは私たちが一丸となって未来を思えるかどうかだと思っております。次の４年間も私・職員・市議会に力を与えていただきたい」と協力を要請した。

【写真＝職員から花束を受け取る中原市長】