第30回技能グランプリで入賞を果たした本県選手7人が14日、新潟県庁を訪れ、高井盛夫副知事に大会の成果を報告した。
3月1日から兵庫県神戸市などで開かれた同大会には、本県から9職種に14人が参加。ペイント仕上げ広告美術職種で㈲美有堂サイン製作社の八木野寿人氏が金賞を受賞するなど、金賞1人、銀賞4人、敢闘賞2人の7人が入賞。また新潟県選手団として6年ぶりに全国技能士会連合会長賞の栄誉に輝いた。
高井副知事は「新潟県がものづくりの本場であることを正銘していただいた。さらに技術を磨いて後身の指導にも尽力し、県全体のレベルを上げていただきたい」と今後の活躍に期待した。
金賞を受賞した八木野氏は「準備から当日まで周りの支えが無ければ受賞できなかった。みんなの力で勝ち取ったもの」と感謝を述べた。
本県の入賞者は次のとおり※敬称略
◆金賞
◇ペイント仕上げ広告美術=八木野寿人(㈲美光堂サイン製作社)
◆銀賞
◇石工=田辺聡志(田辺石材店)、有坂和哉(㈲有坂石材)
◇畳製作=磯貝清英(磯貝畳店)
◇建築配管=梅川準平(㈱千代田設備)
◆敢闘賞
◇建築大工=加藤孝一(新潟県建築組合連合会)
◇貴金属装身具=長濱知宏(㈲ARAIYA)