国土交通省、６県２市で構成する太平洋岸自転車道推進協議会が統一ロゴを選定、さいたま新都心合同庁舎２号館災害対策本部室で選定証贈呈式が開催された。ロゴを作成したのは横浜美術大学３年生の小柳沙也華（こやなぎさやか）さんで、関東地方整備局の山本悟司道路部長から選定証が手渡された。

　デザインコンセプトとして、青海波（せいがいは）をモチーフに太平洋の波をデザイン。できるだけシンプルな表現で、どんな人にも見やすく、分かりやすい形を目指したという。

　山本部長は「６県に跨（またが）る自転車道で、約１４０kmにわたってサインを設置する。地元と一体となって整備を進めたい」とあいさつした。

　小柳さんは「選定されてすごくうれしい。新潟県出身で日本海に比べて暖かい太平洋をイメージした。進路は固まっていないがデザインの仕事ができれば」と話した。

【写真＝喜びの小柳さん（中央）を囲んで記念撮影】