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事業者山梨県笛吹市
見出し施設規模縮小か 笛吹市春日居の学童保育施設  
掲載 2019年4月23日山梨建設新聞  
本文

 笛吹市は本年度建設する予定の春日居学童保育施設について計画の見直しを進めている。市子育て支援課は施設の適正な規模についてあらためて検討する必要があるとしているが詳細については明らかにしていない。完成は年度内を予定。市担当者は工期を考え「今月中には話をまとめて動いていきたい」と話している。
 就労などで日中保護者が家にいない家庭を支援する施設を増設する計画。建設地は同市春日居町加茂地内、「笛吹市春日居児童センター」の隣にある旧消防署出張所を取り壊して建てる。同出張所はRC造平屋で隣接する車庫を含め延床面積は193㎡ほど。1973年に建設され現在は空き施設となっている。
 新築する施設は木造の平屋。市は施設の設計・新築、既存施設の解体費を含め当初予算に約1億1300万円の予算を計上した。「当初見込んでいた施設を建てるのであれば、この予算で賄える」(同課)。このため計画の変更は近年数多くの公共施設建設で出た資材や人件費高騰による予算不足ではないもよう。待機児童解消のため最大限の施設規模を確保したいが、施設内容をより充実させたことにより経費がかさみ規模縮小を余儀なくされた可能性も考えられる。
 市担当者は現状について「具体的なことはまだ言えないが市長らとあらためて協議する必要が出てきた。今は施設の大きさをどうするか確認しているところ」と話し、当初の計画を見直していることを明かした。市は年度内の施設完成を目指しており計画の変更作業を急ぐ。計画が固まり次第、あらためて内容を公表するという。
 国はこうした学童保育の施設については児童1人あたりおおむね1・65㎡を確保することを基準として定めている。このため仮に保育スペースの縮小となれば預かることができる児童の数は減ることになる。同課は新たな計画を今月中にも固め早ければ来月にも設計を委託したい考え。準備ができ次第、市管財課に急いで入札の日程を組んでもらうという。
 市子育て支援課によると春日居地域は市内の他の地域に比べ学童施設の利用率が高い。現在は笛吹市春日居児童センターの一室では足りず、近隣にある春日居福祉保健センターを間借りしている。取材時もセンター内には児童館や学童保育を利用するたくさんの子どもが出入りし、それに合わせ監督する職員も忙しくしていた。
 現場の職員は「今は児童館と学童保育を同じ施設内で行っている。遊び場を提供する児童館と子どもを預かる学童保育は全くの別物。1つの施設で両方やっているのは厳しく、いっぱいいっぱいの状況」と話し、新たな施設建設に期待を寄せている。

【写真=建設地の旧消防署出張所】

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