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新潟県長岡市

北スマ流通団地・第1期7企業と進出協定締結、20年度から順次着工

2019/07/05 新潟建設新聞

 長岡市は長岡北スマート流通産業団地・第1期エリアに進出する企業7社と進出協定を結んだ。3日の合同締結式では産業分野における地方創生に向け一層の相互協力を誓うとともに、各社が計画する施設規模の一端が発表された。


 まず第1区画のアサヒロジスティクス㈱(さいたま市)は3温帯(常温・冷蔵・冷凍)の物流センターを計画。平屋建て、床面積3000~5000㎡の規模で整備する。2020年の夏~秋ごろの着工予定。

 第2区画にはカナカン㈱(金沢市)が進出。低温・常温の食品倉庫を設置する。詳細は現在検討中とした。

 地元企業のJPC㈱が第5・6区画に参入。市内に分散している4工場を集約した新工場を建てる。工場の規模は検討中で、22年4月の着工を目指す。

 第7区画では柳下技研㈱(埼玉県和光市)がS造2階建て、延べ床面積1500㎡規模の事務所兼工場を新設する。着工は21年10月。

 また第8区画は地元製造業の㈱Syseが取得。JPCと同様に、分散する市内工場を集約する。S造一部2階建て、建築面積は2000㎡の規模で、着工は21年10月の見通し。

 中越クリーンサービス㈱(新潟市)は、第9区画に建築面積650㎡の規模で2階建て、または3階建ての事務所を新設する。工事開始は20年10月ごろ。

 第3・4区画の企業(後日公表)も同日に進出協定を締結した。

 磯田達伸市長は、7社の設備投資額が合計で83億円に上ることを説明し「地方創生につなげたい」と期待を込めた。


【写真=一層の相互協力を誓う】

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