記事

事業者
厚生労働省

厚労省補助内示、桜ふれあいの郷改築へ、宇都宮、小山、市貝のGHも

2019/07/13 日本工業経済新聞(栃木版)

 厚生労働省は、障害者施設に対する社会福祉施設等施設整備費補助金を内示した。とちぎ健康福祉協会の桜ふれあいの郷(さくら市)の建て替えや宇都宮市、小山市、市貝町で社会福祉法人が計画するグループホームの創設に内示された。

 桜ふれあいの郷は防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策の対象として合計2億3333万円が内示。耐震化を目的に3つの建物をまとめて移転する計画。現在地近くの体育館が建っていた敷地に新施設を建設するという。

 小山市ではソフィア会が「グループホームたんぽぽ」、市貝町では同愛会が「かがやきⅡ」を創設。いずれも内示額は1600万円。

 とちぎ健康福祉協会、ソフィア会、同愛会への補助金は県に内示された。補助の基準額に対し国が2分の1、県が4分の1を補助し、基準以外の整備費用は法人が負担する。

 宇都宮市への内示は1680万円。すぎの芽会の「一条グループホーム(仮称)」の創設に対する補助で、既存施設のドリームセンター一条の隣接地を更地にし、新たな施設を建設する計画。整備費のうち国と市が基準額を補助し、補助対象以外の部分の費用は法人が賄う。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら