三条市で22日、三条技能創造大学校舎棟建築工事の安全祈願祭が執り行われた。関係者約70人がメッセピア(三条市須頃)に集い、無事の完成を願った。
発注者である國定勇人三条市長はあいさつで「いよいよこの時を迎え喜びに堪えない。技能創造大学は若者の転出抑制や地元産業の持続的発展のため、隣接の医療系高等教育機関とともに交流・活気を生み出していきたい。市が誇れる大学の無事の開設に向け、持てる技術を存分に発揮してほしい」と述べた。
施工者を代表して水倉組の水倉直人社長が「三条市の核となる大学の建設に携わることができ、大変ありがたい。思いをかたちにするのが我々の仕事。関係各社一丸となり、持てる技術を最大限に発揮し事故のないよう全力で取り組む」と意気込みを語った。
施設はS造4階建て、延べ床面積1万5254・49㎡。2021年4月の開学を目指す。
建築本体工事を水倉組・小柳建設・桑原工業JVが、設計・施工監理は佐藤総合計画が担当している。
(えとき…鋤入れを行う水倉組の水倉直人社長)