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事業者長野県
見出し3地点、年内にも発注/新たな水力発電所整備  
掲載 2019年8月3日長野建設新聞  
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 県の新規電源開発地点発掘プロジェクト推進会議が7月30日に開かれ、湯川ダム地点(御代田町)、川上村秋山、同村梓山の3地点における水力発電所建設事業を年内にも詳細設計・施工一体型で発注する方針が示された。事業費については今後の補正予算で要求する。
 同プロジェクトでは2018年度に開発候補地点10カ所を決定。湯川ダム地点は早期着手地点、秋山と梓山は継続検討地点に位置付けていた。3カ所とも採算性が確認できたことから事業化を決定。現在は地元調整などの準備を進めている。
 湯川ダム地点は県管理の湯川ダム(堤高50m、堤頂長53m、1978年度完成)を活用する。想定最大出力は199kW。ダムには用水供給用の放流設備があり、最大放流量は15m3/sと十分な通水能力を有することから、配管分岐による新規発電所への導水を検討する。下流からのアクセスが困難なため、資機材の搬入についてはダム天端に仮設構台などを設置し、クレーンでの搬入を想定している。
 秋山地点では砂防ダム「阿知端下ダム」(堤高22m、堤頂長153m、2010年度完成)の右岸側に取水設備を設置し、水圧管を通して副ダム直下まで導水する予定。想定最大出力は100~150kW。ダム堤頂部や下流へのアクセスは良好で、資機材の搬入に問題はなさそうだ。
 梓山地点では砂防ダム「梓上ダム」(堤高15m、堤頂長95m、1963年度完成)を活用する。ダム下流側用地が狭いため、発電所設備のコンパクト化を図る。重機等の搬入や建設用地の検討に加え、ダム直下に住宅街があることから工事車両の通行や工事による影響も課題に上げた。想定最大出力は20~30kW。
 会議では、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)は21年度以降価格が下がる可能性があることから、現行制度の適用に間に合うよう、できる所から速やかに着手していくことや、想定最大出力100kWにこだわらず開発候補地点のさらなる掘り起しに努めていくことを確認した。
 なお、18年度に早期着手地点として位置付けた湯川ダム以外の3地点のうち、未発注となっている与田切上流地点(飯島町)と湯の瀬ダム地点(長野市)については概略設計の比較検討などを進めているところ。発注(設計・施工一体型)は湯川ダムなどよりも遅れる見通し。

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