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【18年の水害被害額】「平成30年7月豪雨」が統計開始以来最大に

2019/08/08 本社配信

 国土交通省がまとめた2018年の水害被害額は全国で約1兆3500億円(暫定値)となった。内訳は一般資産等被害額が約7807億円、公共土木施設被害額が約5349億円、公益事業等被害額が約348億円。特に6月26日から7月9西にかけて発生した「平成30年7月豪雨」による被害額が約1兆1580億円で、単一の豪雨による被害としては統計開始以来最大の被害額だった。

 被害額1位は岡山県の約4028億円、2位の広島県は約3447億円、3位の愛媛県は約1257億円で、いずれも過去最大の被害額を記録している。

 災害の被害額別では、2位が9月27日から10月1日の台風第24号による被害で約580億円、3位が9月3日から9日に発生した台風第21号によるもので約410億円と続いた。

 水害被害の概要は被災建物棟数が6万1797棟、浸水区域面積は2万8579haとなる。

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