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事業者千葉県教育庁
見出し基本計画がまとまる/新県立図書館等複合施設/青葉の森公園に1・7万㎡で/埋蔵文化財など調査へ  
掲載 2019年8月28日日刊建設タイムズ  
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 県教育庁は「新千葉県立図書館等複合施設基本計画」を策定した。基本計画においては、意見募集の結果を踏まえ、県立図書館3館の集約や図書館と文書館の複合化を含めた、県の新たな知の拠点づくりの考え方を整理した。今後、埋蔵文化財調査や樹木調査、測量などを進めていく予定。
 施設の設置場所は県立青葉の森公園はらっぱ(公園北側駐車場の東側)付近。施設規模を地下1階地上2階建て延べ1万7000㎡程度とした。敷地面積は周辺整備を含め1万8500㎡程度を見込む。用途地域は第2種中高層住居専用地域(建ぺい率200%、容積率60%)。開架冊数は約15万冊を予定。
 施設は、文書館との複合施設とする。文化情報資源を扱う機関との幅広い連携が実現可能な場所に整備し、県の新たな「知の拠点」にふさわしい、文化情報資源が集まる象徴的なエリアの形成を目指す。
 施設の設置場所については、県有地など3か所を比較検討し、青葉の森公園内での新築を妥当とした。その上で、県立青葉の森公園内の▽カルチャーゾーン内の西洋庭園(芸術文化ホール南側)付近▽レクリエーションゾーン内の中央広場付近▽ネイチャーゾーン内のはらっぱ(公園北側駐車場の東側)付近――の3か所を比較検討。その結果、既存の中央博物館等との連携が図られ、公共道路からのアクセスが良く、建物の隣接地に平面式の駐車場を確保できる――などから、ネイチャーゾーン内のはらっぱ付近への設置が妥当とした。
 施設は、図書館、文書館それぞれに十分なバックヤード機能を確保しながら、機能が重なり合う部分を活かす利用エリアの計画に配慮することとし、①利用エリア②保存エリア③業務エリア④その他のスペース――の4つのエリアで構成。
 利用エリアは、開架・閲覧スペース(階層吹き抜け)、貸出カウンター、大型資料閲覧席、対面朗読室、授乳室、研修室、展示室、貴重資料・公文書・古文書等各閲覧スペースなど。保存エリアには保存書庫を配置。蔵書は図書館205万冊、文書館50万冊(公文書換算)を見込む。階層吹き抜けの自動化書庫を導入し、延べ床面積を縮減。
 業務エリアは、館長室、事務室、市町村支援室、会議津、作業室で構成。そのほか、スペースエントランスホール(県史紹介コーナー、広報コーナー、休憩スペースなど)、機械室、電気室、警備員室などを配置する。
 同庁では昨年1月に「県立図書館基本構想」を策定。この中で、県立図書館機能の向上を図るため、現在の体制を1館に機能集約し、知識基盤社会における「知の拠点」となる新たな県立図書館を整備するとともに、類似施設との複合化の可能性を検討することとした。
 図書館と文書館は、施設・設備の老朽化や収蔵庫の狭あい化が顕著であることに加え、書庫・収蔵庫の温湿度管理をはじめとする適切な資料管理・保存が困難となっている。このため、両館を複合化した新たな拠点を形成することになった。
 基本計画の策定支援業務は図書館総合研究所が担当した。

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