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新潟県民生活環境部

県民会館の大規模改修設計は佐藤総合計画と随契

2019/09/07 新潟建設新聞

 県県民生活・環境部文化振興課が、新潟県民会館の天井落下防止対策と大規模改修工事の設計業務について佐藤総合計画と1億8608万7000円(税込み)で随意契約を締結したことが分かった。履行期間は2020年3月15日まで。老朽施設の改修や特殊天井対策などをメインに大規模改修を計画する。

 現在の施設はRC一部S造地下2階、地上4階建て、建築面積4517・37㎡、延べ床面積1万2194㎡。1730席の大ホールをはじめ小ホール、会議室、ギャラリー、食堂、喫茶室などを備える。1967年に竣工し、築51年が経過。過去に大規模改修や耐震補強工事が実施されているものの、工事から20年以上が経ち老朽化が進行しているほか、大ホールの吊り天井で対策が必要となっていた。19年度中に設計をまとめ、早ければ20年度からの工事着手、21年度中の完了を想定。現在のところ20年9月12日~21年3月31日の期間を全館休館とする。

 本年度当初予算では2億550万円を計上していた。


【写真=改修する県民会館】

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