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牧丘B&G海洋センター20年度に全面改修

2019/09/14 山梨建設新聞

 山梨市は2020年度に牧丘B&G海洋センターの全面改修を計画している。電気・機械設備の改修のほかバリアフリー化などを予定。施設が休館する10月ごろの着工を目指す。本年度は浴室に湯を供給する管を交換する予定で9月補正予算案にその経費161万1000円を計上した。

 施設の場所は牧丘町窪平442-1。温泉施設「花かげの湯」の南側に位置する。市生涯学習課によると、同施設は築30年以上で老朽化が進む。浴場については給湯ポンプから湯の出口までの延長80mについて管が詰まりぎみになっており、利用者から「湯がぬるい」との声があった。このため9月補正予算で経費を予算化し、年度内に交換する。管は口径30㎜程度の塩ビ管という。

 20年度にはプールの床の改修や照明のLED化、ボイラーの新設、床のフラット化など全面改修を計画。プールには腰を洗うための槽があるが使っていないため埋める。トイレは現状多目的トイレ以外は和式のため全て洋式に替える。空調についても古くなり効きが悪いため全て新しくする予定だ。設計は設計室すばる(甲府市)が作成している。

 同施設の改修では16年度、坂本建設施工で体育館の床の改修、18年度奥井技建(いずれも山梨市)施工で浴室のシャワーを改修。市担当者は「利用者からは、きれいになって良かったとの声をいただいている。他の設備も順次更新し利用を促進したい」と話した。



【全面改修するB&G海洋センター】

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