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千葉県県土整備部

日本建築で東葛合庁実施設計/県県土整備部施設改修課/習志野健康福祉センターを公告/県有建物の計画保全

2019/09/24 日刊建設タイムズ

 県有建物長寿命化計画に基づき、県有建物の改修工事を進めている県県土整備部施設改修課は本年度、計画保全として東葛飾合同庁舎改修工事の実施設計や印旛合同庁舎、市原土木事務所、千葉西県税事務所、習志野健康福祉センターの改修工事を実施する。このうち東葛飾合同庁舎改修工事の実施設計は日本建築研究所(流山市鰭ヶ崎1321―1)に委託。また、20日付で「習志野健康福祉センター改修工事(計画保全)」の総合評価一般競争入札を公告した。

 東葛飾合同庁舎改修工事の実施設計は予定価格1353万9000円に対し1096万円で委託。調査基準価格は1038万9000円(いずれも消費税抜き)だった。委託期間は来年1月15日まで。

 業務内容は改修工事に伴う実施設計一式。改修工事については▽金属製建具部分改修(カバー工法)▽屋上防水一部改修▽屋外階段等鉄部の塗装改修▽2階県税事務所空調設備更新▽1階駐車場シャッター改修▽地下排水管改修――などを予定している。

 同庁舎の建物規模はRC造地下1階地上6階建て延べ5195・20㎡。1971年度の竣工で、2008~10年度に耐震改修工事を実施している。

 当時は耐震改修と全面的な大規模改修を実施。施工は建築を新日本建設、電気設備を高率電設、空調設備を近代住機、衛生設備を芹沢商店が担当。

 一方、習志野健康福祉センター改修工事(計画保全)は、来月4日まで入札参加申請を受け付け、11月11日に開札する。予定価格と調査基準価格は事後公表。工期は来年5月29日まで。工事は外壁改修、電気・機械設備改修など。庁舎の規模はRC造4階建て延べ約2243㎡。

 また、印旛合同庁舎と千葉西県税事務所の改修工事は、いずれも6月の入札が不調となったため、今後、工期等を変更して再度公告する予定。印旛合同庁舎は、建築と空調設備、電気設備の改修工事をそれぞれ第3四半期に発注する予定で、建築と電気は一般競争入札、空調は指名競争入札となる見通し。建物規模はSRC造一部S造地下1階地上4階建て延べ約8583㎡。改修の内容は、建築が外壁塗装改修・外壁タイル劣化部補修・屋外階段等の防水改修、天井一部改修など、電気設備が中央監視制御設備他の更新。

 千葉西県税事務所は、建築が一般競争入札、電気設備と空調設備が指名競争入札で発注する見通し。建築は外壁及び建具改修工事、設備は空調改修とこれに伴う電気設備の改修工事。建物規模はRC造地下1階地上2階建て延べ約918㎡。

 このほか、市原土木事務所は空調設備の改修工事が中心で、空調設備改修に伴う電気設備の改修と機械設備に伴う建築を実施する。発注は建築、電気設備、空調設備の3件で、いずれも指名競争入札。

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