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事業者栃木県栃木市
見出し栃木市給食調理場、岩舟・藤岡は各1施設、単独校方式は順次解体、栃木東地域センターを新設  
掲載 2019年9月21日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 栃木市は、市学校給食調理場整備基本計画の改定案をまとめた。「栃木東地域学校給食センター」(仮称)を新設し、市東部地域の6校に給食を一括供給。当初予定していた大宮北小学校給食共同調理場の改築と東陽中学校給食共同調理場の新築を見合わせ、1施設に統合する。岩舟地域と藤岡地域はセンターまたは親子方式の調理場を新設し、地域内の全小中学校へ給食を配送する。不要となった給食調理場は順次廃止し、解体撤去する。計画期間は2025年度まで。
 現計画では改築する大宮北小調理場で大宮北小、国府北小、国府南小の3校(991食)に、新築する東陽中調理場で東陽中、栃木東中、栃木南中の3校(1081食)にそれぞれ給食を供給。ともに親子方式の調理場を順次整備する予定だった。
 大宮北小、東陽中とも約1000食供給の調理場であり、地域が隣接する。早急な整備が必要ながら、相次ぐ調理場の建設は市の財政状況を圧迫する。建設コストやランニングコストを踏まえ、1カ所のセンター方式へ集約する。6校への供給は2072食。
 これらを統合することによる削減効果は建設コストで3億4500万円(2割削減)、ランニングコストは年間1000万円と試算。計画期間内に市全域の調理場は現行の18施設から12施設への再編が進み、全体の維持管理運営費の大幅な圧縮が見込める。
 吹上小学校給食調理場(川原田町)は市議会12月定例会で工事請負契約締結承認後に着工し、2021年度に完成する。吹上調理場の完成後、栃木東地域学校給食センターの新設工事に着工する計画。現時点では建設地や整備年次は決まっていない。
 親子組み換えに伴い栃木第3小学校給食共同調理場(RC造平屋建て延べ195平方m)、大宮北小学校給食共同調理場(S造平屋建て延べ175平方m)、国府北小学校給食共同調理場(RC造平屋建て延べ194平方m)の3施設は解体撤去する。
 岩舟地域5校の調理場は単独校方式。岩舟小、静和小、小野寺南小、小野寺北小、岩舟中の調理場全てが新基準に不適合。小中学校の統廃合の動向に応じ、地域全体の小中学校に給食を配送する共同調理場または岩舟学校給食センター(仮称)を新設する。
 各校の給食調理場は岩舟小(S造平屋建て延べ269平方m)、静和小(S造平屋建て延べ205平方m)、小野寺南小(S造平屋建て延べ88平方m)、小野寺北小(RC造平屋建て延べ94平方m)は解体撤去する。
 藤岡学校給食センターは藤岡小、部屋小、赤麻小、三鴨小、藤岡第1中、藤岡第2中の計6校に受配。給食供給を継続しつつ、現地で改築するには敷地の余裕がない。新たに建設用地を確保する必要があり、移転新築後は藤岡地域全体の小中学校に配送する。
 「学校給食衛生管理基準」は2009年に改訂され、衛生管理の徹底が求められている。老朽化が著しく、新基準に適合しない調理場は計画的に更新。児童生徒数の変動や食育の推進、学校給食の現状や今後の動向を見据え、整備を進めていく。
 調理場を統合再編する場合は「学校施設環境改善交付金事業」の採択が有利になるほか、交付税措置を受けられる「学校教育施設等整備事業債」が活用できる。大型で自動化された設備機器で大量の食材を調理できるだけに、食材調達コストや作業の効率化が実現する。

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