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事業者栃木県足利市
見出し足利市新産業団地、今年度は地区界測量、市直営方式、来年度に基本設計、あがた駅北産業団地区域図、22年  
掲載 2019年9月25日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 足利市は、東武伊勢崎線県駅の北側で「あがた駅北産業団地造成事業」(仮称)に乗り出す。地権者への意向調査の結果、ほぼ全員から事業協力の同意を取り付けた。開発手法は全面買収方式を視野に、約20haで計画。施行主体は市。今年度は地区界測量を実施し、2020年度には基本設計を委託。20年度末には市街化調整区域を市街化区域に編入の見通し。21年度には用地取得に入り、併せて詳細設計を委託。22年度に基盤整備工事に着手し、26年度の完成を目指す。
 計画地は県企業局が手掛けた「あがた駅南産業団地」(開発面積約18・4ha、分譲面積約12・4ha)の北側に当たる。駅南は造成工事中の予約分譲段階から企業の引き合いが相次ぎ、全10区画は早々と完売。企業の進出意欲に手応えを感じている。
 駅南完売後も企業からの問い合わせが寄せられており、市内12の産業団地は全区画が完売。駅南と一体となった駅北の用地拡張にシフトし、早急に企業の受け皿を確保する必要性に迫られている。雇用の促進、地域産業の活性化、税収強化、移住定住につなげる。
 駅北は駅南とは異なり、市の直営方式で開発する。事業期間の短縮や手続きの煩雑さを軽減できる全面買収方式を採用する方向。用地の区画割りは、立地企業のニーズに柔軟に対応できるオーダーメード型。約70人の地権者は、事業に前向きな姿勢を示す。
 造成地は県町、下渋垂町、百頭町にかかる農用地(田畑)。東側を主要地方道足利邑楽行田線が南北方区に縦断し、東西方向に横断する国道50号と交差。南側は東武線が東西方向に運行し、交通利便性が高い。北側は市道上渋垂愛宕台中学校通りが東西方向に走る。
 今年度は10~11月にかけ、地区界測量にかかわる地権者説明会を開催。地区界測量は晃洋設計測量(足利市)が年度末の履行期限で担当する。20年度末に県が区域区分を見直す定期線引きで、市街化調整区域を市街化区域に編入する都市計画決定告示が目標。
 計画地は南北約2㎞で国道50号と国道122号に接続。北関東自動車道の足利IC、太田桐生ICへ各約10㎞、東北自動車道の佐野藤岡IC、館林ICへ各約15㎞の利便性。約3000の企業が操業する両毛地域の中心部に位置し、東京まで80㎞圏。
 駅の上下を囲む形での産業団地造成は全国でも珍しく、東武線の利用者増につながると判断。JR大宮駅から約1時間とあって、鉄道利用による人材確保が見込める。産業団地を核に街全体に活気がみなぎるよう若者世代の定住や移住策を一層強化する。

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