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事業者栃木県安足土木事務所
見出し安足土木事業概要、99カ所に99.7億、赤見馬門線は詳細設計、毛野西新井線に着手  
掲載 2019年9月27日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 県安足土木事務所は、今年度の事業概要をまとめた。繰り越しを含めた事業費総額は99カ所に99億7000万円を投入。内訳は道路・街路事業が67カ所に73億8000万円、河川・砂防事業は32カ所に25億9000万円を配分した。足利市内は都市計画道路3・5・101号毛野西新井線西新井町工区に新規着手。今年度は用地測量や用地補償。歩道設置の新規は一般県道野田多々良停車場線久野小前工区、一般県道名草小俣線名草中町工区。いずれも用地測量や用地補償。名草小俣線小俣立体工区は総仕上げとなり、年度末の開通を目指す。佐野市内は一般県道山形寺岡線出流原工区に着手。都市計画道路3・4・3号赤見馬門線高萩町工区は詳細設計や用地補償。砂防は新規の曲屋沢が測量設計や地質調査。急傾斜地崩壊対策では山根Aが用地測量、用地補償、擁壁工事を予定している。(2面に主要事業個所)
 ■足利市
 【西新井町工区】
 西新井町工区は一般県道借宿西新井線の一部。市中心部と国道50号を結ぶ幹線道路。堀込町~西新井町間の延長920m区間を幅員15mに拡幅改良。車道、歩道、自転車通行帯を整備する。山辺小や山辺中の通学路ながら歩道が未整備の上に車道幅員が狭小。
 標準部は車道6m、歩道3m×2、自転車通行帯1・5m×2、交差点部は21m(車道12m、歩道3m×2、自転車通行帯1・5m×2)で計画した。今年度は用地調査を晃洋設計測量(足利市)と落合測量設計(栃木市)に委託した。総事業費は23億円。
 【久野小前工区】
 久野小前は延長500m、幅員12mに拡幅改良。現道は全幅8m程度で、一部には幅1・5mの歩道が設置されている。改良区間のカーブは視認性が悪く、歩道のたまりがない。国道50号や122号双方へ接続し、大型車の通行が多い。総事業費は4億円。
 【名草中町工区】
 名草小俣線は、市西部を東西に通過する都市計画道路三重小俣線と市北部拠点の名草地区を結ぶ補助幹線。名草中町工区は名草小の通学路に指定されているものの、歩道が未整備。延長750m、幅員10・5mに拡幅改良。総事業費は6億円。
 【小俣立体工区】
 小俣立体工区は13年度に着手し、JR両毛線と1級河川小俣川をまたぐ事業。延長440m、幅員12・4mを計画。上部工は単純プレビーム合成桁橋(27m)、3径間連続鋼床版箱桁橋(85m)、PC2径間連続中空床版橋(48m)で構成する。
 南北に分断されていた地域がつながり、災害時には支援物資の輸送路や安全な避難経路の役目を果たす。今年度は10月を目途に道路標識6基、道路照明20基、歩行者用階段上部工1基、取水樋管1基、排水樋管1基の計7件を発注する。総事業費は20億円。
 【田所町工区】
 一般国道293号田所町工区の助戸新山町~有楽町間は、線形が屈曲している上に歩道幅員が狭い。減災ネットワーク道路に位置付けられているにもかかわらず、現道は片側1車線。円滑な車両交通と歩行者の安全確保、都市間のネットワークを強化する。
 15年度からバイパス化に乗り出し、延長550m、幅員16m(車道6・5m)を計画。今年度は用地補償や延長120m区間の改良工事を発注する。工期は8カ月を見込む。21年度の完成を目指し、総事業費は7億5000万円。
 【川崎橋工区】
 一般県道佐野太田線川崎橋は川崎町と野田町を結ぶ橋長389m、幅員9mの長大橋。上部は3径間・4径間の連続非合成鋼桁。1級河川渡良瀬川をまたぐ川崎橋は1980年の新橋架け替え以来、40年近くが経過。老朽化が進んでいる。
 長寿命化修繕計画に基づく補修工事に2017年度から着手した。安全で円滑な交通の確保に向け、今年度は上部工の高欄交換、垂直桁当て板補修、下部工の断面修復工工事を予定。20年度の完成目標。総事業費は2億7500万円。
 【助戸新山工区】
 国道293号助戸新山工区は延長300m、幅員16mが事業区間。屈曲している道路法線を是正する。1級河川袋川に架かる千歳橋から西側の整備済み区間につながる形の改良工事を計画している。今年度は用地補償や改良工事。総事業費は1億5000万円。
 【御厨小前工区】
 一般県道中野福居線御厨小前工区は、一般県道佐野太田線との交差点を改良する。延長750m(幅員14m)が計画区間。右折レーン設置工事と周辺の拡幅を実施。今年度は用地補償、改良工事、舗装工事。総事業費は7億5000万円。
 ■佐野市
 【出流原工区】
 佐野市内の出流原工区は、北関東自動車道出流原PAスマートIC整備に伴う関連工事。延長550m、幅員10mで計画した。県道の北側東進部と南側西進部の交差点に右折レーンを設け、通行車両のスムーズな流れを確保する。
 拡幅改良後の交差点の幅は10・25m(東側から路肩0・75m、車道3m、右折レーン3m、車道3m、路肩0・5m)。西側には片側歩道2・5mが付く。今年度は用地補償や改良工事を予定している。総事業費は8000万円。
 【高萩町工区】
 赤見馬門線は市を南北に縦断し、市街地と佐野新都市、国道50号や東北自動車道佐野藤岡ICを連絡する幹線道路。沿道には多くの商業施設や住宅が建ち並ぶ。通過交通量が多く、主要渋滞個所に選定されている。特に南進方向の渋滞が著しい。
 左折付加車線の設置による南進2車線化を図り、機能的な幹線道路のネットワークを形成。歩道が狭く、自転車と歩行者が錯綜しているのを是正。歩行者と自転車の通行空間を分離する。延長1400m区間を幅員18mに改良。総事業費は14億2000万円。
 【曲屋沢地区】
 曲屋沢(船越町)は流域面積0・053平方㎞の土石流危険渓流。砂防堰堤1基を整備し、下流への土砂流出を未然に防ぐ。保全対象は船越北公民館、一般県道作原田沼線(延長255m)、人家14戸、耕地1・6ha。総事業費は1億1000万円。
 【山根A地区】
 山根A(秋山町)は崖の平均高さ47・5m、斜面の平均勾配39度の急傾斜地。地区内には市地域防災計画で避難場所に位置付けられた「あきやま学寮」「秋山生活改善センター」が立地。人家15戸、消防団分署もあり、早急な急傾斜地崩壊対策が必要。
 事業全体では待受擁壁工(延長111m)、崩壊土砂防護柵工(延長186m)、法面工(3220平方m)を計画。今年度は用地測量や用地補償を経て待受擁壁工(延長40m)の施工を予定。総事業費は1億8500万円。
 【閑馬町工区】
 主要地方道桐生田沼線(閑馬町)は延長500m(幅員10・5m)が事業区間。1級河川閑馬川をまたぐ春高橋の架け替えに向け、今年度は橋梁詳細設計や用地測量を委託する。橋梁前後の線形を改良し、拡幅整備する。春高橋のボトルネックを解消する。
 現橋は橋長25・5m、幅員6m。上部は2径間単純RCT桁、下部は直接基礎RC壁式橋脚1基。沿道には住宅街が形成され、閑馬小学校の通学路となっている。片側に2・5mの歩道を新設し、登下校時の安全性を確保する。総事業費は3億円。
 【大橋町】
 1級河川秋山川は市道大古屋橋(大古屋)~菊水川放水路合流点(大橋町)までの延長3800mが事業区間。流下能力不足により豪雨時には河川が氾濫する。河川断面を拡大し、氾濫や浸水被害を防止する。計画流量は毎秒430立方m。
 30年に1度の確率で発生する洪水防止が目標。築堤9000立方m、護岸4万7000平方m、掘削19万立方m、道路橋2橋、橋梁補強6橋、樋門・樋管4カ所、堰1カ所の工事を計画。今年度は護岸工事と排水樋門改築工事。総事業費は54億8600万円。
 【堀米町】
 1級河川菊沢川は堀米町~新吉水町間の延長4400mが事業区間。上流部の田沼地区は河積が狭小のため、治水安全度の向上を図る。絶滅危惧Ⅰ類に分類されるナガレコウホネの生育地だけに、みお筋を生かした河道拡幅により河川環境保全に努める。
 計画流量は毎秒65立方m。築堤5800平方m、護岸1万2200平方m、掘削9万5000平方m、排水樋管16カ所、取水樋管4カ所、道路橋22カ所、付け替え道路延長1200mを計画。今年度は用地補償。総事業費は28億3000万円。

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