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事業者栃木県日光土木事務所
見出し日光土木、国道121号文挾バイパス整備ルート、測量、地質調査、詳細設計へ、第1工区3.5kmを提示  
掲載 2019年9月28日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県日光土木事務所は26日、国道121号文挾バイパス(日光市板橋~小倉)の整備ルートを地元説明会で提示した。現道西側を通る全体延長約7㎞区間のうち北側の板橋交差点から主要地方道宇都宮今市線までの第1工区約3・5㎞について説明。2車線で標準幅員は北側約0・7㎞が両側歩道の14・5m、南側約2・8㎞が片側歩道の12m。切盛土を主体に道路を築造する。ルートの了解が得られたことから今後は早期に路線測量、地質調査、道路詳細設計の業務を委託し、計画の詳細を固めていく。
 文挾バイパスの南端は鹿沼市境。2013年3月に開通した板橋バイパスの板橋交差点北側の現道から分岐し、杉並木を避けるルート。東側は標高443mの城山(板橋城跡)や住宅地があるほか、武子川やJR線と交差するため西側ルートとした。昨年9月の説明会で整備方針が了承され、今回は第2回説明会。予備設計に基づくルートが示された。
 ルート選定にあたっては杉並木からの距離や圃場整備された田畑に配慮。切土区間が多いものの大規模な切土部は可能な限り回避。高盛土区間も避け、用地面積や切土による搬出残土を縮減できるルートとした。
 市道や県道とは平面で交差。橋梁は予定しておらず、普通河川の飛土沢や水路などの横断部はボックスを設置して対応する方針。主要交差点は板橋交差点付近の市道1016号線、落合中学校付近の市道1018号線、県道宇都宮今市線。宇都宮今市線とは行川付近で交差。区間中央部で調整池の設置を検討する。
 家屋が密集し両側に2・5mの歩道を設ける北側区間の幅員構成は車道3・25m×2、自転車専用通行帯1・5m×2。片側歩道区間は落合中学校がある西側に2・5mの歩道を設ける。交差点部は3mの右折レーンを加える。
 今後早期に路線測量を委託し、中心線測量、縦断測量、横断測量を実施。地質調査や道路・構造物の詳細設計を進めていく。区間が長く、早期に計画を固めるため路線測量は分割して発注される見込み。詳細設計完了後には第3回説明会を開催し、用地測量や用地補償に着手していく予定。
 文挾バイパス(日光例幣使街道)は国際観光都市日光と鹿沼市間の定時性、速達性を確保し、緊急輸送道路としての信頼性向上、地域間の連携交流や広域周遊観光を支援する「栃木西部都市連絡幹線」の一部を構成する広域幹線道路。
 県のコリドールネットワークを構成し、西部地域主軸の「歴史ふれあいサブコリドール」の基盤となる重要路線に位置付けられている。
 近年はダウンバーストの発生や大雪など気候が安定せず、杉並木の高齢化も相まって倒木や枝折れによる通行止め車両の破損が増加。バイパスの整備によって杉並木を保護するとともに、自然災害に強い道路網を形成。救急医療施設への速達性が向上するなど多くの効果が期待される。

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