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超党派で議連設立/松糸道路建設推進へ

2019/10/02 長野建設新聞

 中信地域と新潟県糸魚川市を結ぶ地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の建設事業推進に向けて、超党派の県議14人が1日、議員連盟を設立した。会長に選ばれた望月雄内議員(自民党)は「地域を育み、命をつなぐ道。早期の全線開通により、地域一体がさらなる発展を遂げるため、地域がより強く結集し、事業推進につなげていくことが重要」と述べ、事業推進の活動に注力する決意を示した。

 同道路は全長約100㎞で、このうち県内区間は約80㎞。事業主体の県は現在、起点部である安曇野市新設区間と大町市街地区間で地元との意見交換会や説明会を行っており、高瀬川右岸道路については現道活用区間の設計が進めている。また、大町市以北では現道の機能強化として小谷村雨中バイパス、白馬村白馬北工区の工事を鋭意進めている。

 設立総会に来賓として出席した長谷川朋弘建設部長は「県の最重要課題の一つ。全線の整備実現に向けて、一日も早くルート案を決定し、事業に着手してまいりたい」と述べた。

 長野県議会松本糸魚川連絡道路建設推進議員連盟の参加者は次のとおり。(敬称略、カッコ内は所属会派)

 ◆会長=望月雄内(自民党)◆副会長=萩原清(自民党)、宮澤敏文(県民クラブ・公明)◆幹事長=本郷一彦(自民党)◆副幹事長=諏訪光昭(県民クラブ・公明)◆幹事=清沢英男(自民党)、中川博司(改革・創造みらい)◆会員=丸山大輔(自民党)、大畑俊隆(自民党)、続木幹夫(改革・創造みらい)、寺沢功希(改革・創造みらい)、中川宏昌(県民クラブ・公明)、両角友成(共産党)、百瀬智之(無所属)

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