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事業者栃木県足利市
見出し足利市舗装修繕計画、5カ年で38カ所施工、5路線は5年ごとに点検  
掲載 2019年10月9日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 足利市は、計画的な道路舗装の維持修繕が必要な主要25路線36・6㎞を選定した。今後5カ年間で38カ所の舗装維持修繕を順次施工していく。通過交通量の激しい①助戸新山福富通り②トンネル通り③昭和通り④三重小俣通り⑤問屋団地通り-の5路線は5年に1度、これら以外の20路線は10年に1度の路面性状点検調査を実施する。計画修繕に切り替えることで、舗装を長寿命化。30年間の維持管理コストは15億2000万円から13億7000万円に削減。年間10%の縮減が実現する。(2面に舗装修繕計画)
 市は近年、機械金属やプラスチック工業を中心とする総合的な商工業都市に変貌。これら産業や市民生活を支える道路の役割は重要。舗装の破損個所が増大し、補修にかかる財政負担が厳しい状況。限られた予算の中、効率的で効果的な修繕方法が不可欠。
 市が管理する延長1323㎞の道路のうち、2013年度に交通量の多い197路線223・8㎞の路面性状点検調査を試みた。分類B(劣化の進行が早い路線)の13・1㎞と分類C(劣化の進行が緩やかな路線)の23・5㎞を主要路線に位置付けた。
 分類D(劣化の進行が極めて遅い路線)187・2㎞の172路線は除外した。分類Dは生活道路が多く、重量1㌧程度の乗用車の通行が中心。重量30㌧級の大型車の通過が少なく、軽微な補修にとどまっている。通常点検で十分な対応が可能と判断した。
 補修を優先する区間は「劣化が著しい」「補修回数が多い」「大型車の通過交通量が多い」「国や県道とのアクセス路」といった特性を考慮。評価基準には維持管理指数(MCI)を採用。MCIは指数が低いほど舗装のひび割れ率が進行し、5以上なら健全度が高い。
 市はMCIの5・1以上をⅠ(健全)、3・1~5をⅡ(表層機能保持)、4以下がⅢ(修繕)とした。修繕作業は4・1~5(ひび割れ率15~30%)はシール材を注入し、4以下(ひび割れ率30~50%)は切削オーバーレイまたは舗装を打ち換える。
 修繕工法はFWD等で路盤状況を診断する。FWDは重りを路面に落下させ、表面のたわみ量を計測。たわみ量は荷重、弾性係数、物体の厚さに影響する。舗装全体の健全度、路床の支持力、舗装体の残存度、アスファルト混合物層の弾性係数を分析できる。
 計画期間は19~23年度。補修量と劣化予測をシミュレーションし、作業内容を検討。地域性を加味した優先順位や補修区間を選定し、段階的に施工していく。国の動向や社会情勢の変化に柔軟に対応できるよう計画期間中も適宜見直しを図る。

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