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再評価に向け現地調査、R117灰雨改良を視察

2019/10/22 新潟建設新聞

 新潟県公共事業再評価委員による現地調査が15日に開かれた。長岡市渡沢町地内の浄土川砂防改良と、津南町~長野県長野市間をつなぐ国道117号灰雨改良の両事業について現地調査を行い、管轄する県職員が事業を説明した。同委員会の会合は11月に開催する予定。

 津南町上郷大井平地内にある長野県境に近い灰雨改良事業の現場では、県十日町地域振興局地域整備部道路課の我田哲夫課長が灰雨トンネル掘削の必要性を解説。国道117号灰雨スノーシェッドの新潟県側洞門口で事故が多発している現状や、シェッド上に堆積した土砂の問題を挙げながら事業の進捗状況を伝えた。

 灰雨トンネルは2019年度に調査・測量・設計業務を実施。20年度から遺跡発掘調査に着手する。事業区間は1・18km、明かり部の幅員は12・5m、トンネル内部は10・0m。


【写真=長野側のスノーシェッド前で我田課長(左)が委員に説明】

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