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(社)新潟市管工事業協同組合

創立50周年式典/感謝と未来を繋ぐパイプライン

2019/10/24 新潟建設新聞

 新潟市管工事業協同組合(佐藤信久理事長)の創立50周年記念式典が18日に新潟市中央区の新潟グランドホテルで挙行された。中原八一新潟市長や全国管工事業協同組合連合会の藤川幸造会長をはじめ行政、業界関係者ら多くの来賓が列席し、50周年の節目を盛大に祝った。

 佐藤理事長は「市民生活に欠かせない水に携わる仕事を通じて社会資本整備の一端を担い、50年にわたり安心・安全な水を届け続けてきたと自負している」とこれまでの活動を振り返り、「本日を契機に、さらなる発展のため組合員、職員が一丸となって努める」と決意を述べた。

 原市長は「老朽化の更新や施設の耐震化などさまざまな課題を抱えている。持続可能な事業運営には、組合の支援と協力が不可欠であり、引き続き本市の発展に力添えをお願いする」と要請した。

 同組合は1969年に設立、2015年には市内に5団体あった組合が統一され、現在の組合員数は139社を数える。水道事業を通じて新潟市の発展を支えているほか、県内外での災害支援も行っており、18年1月の寒波では緊急修繕や漏水調査、緊急連絡管の布設に尽力した。

 同日の式典では、「50年 感謝と未来を繋ぐパイプライン」をテーマに、これまでの歩みを振り返るとともに、厚生労働大臣感謝状が佐藤理事長に授与されたほか、業界の発展と後進の育成に尽力した佐藤袁也氏、加藤大二氏、坂井隆行氏の歴代理事長3人に感謝状が贈呈された。


【写真=多くの参加者が50周年を祝う】

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