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新潟県新潟市

古町将来像3月にも方向性示す

2019/10/26 新潟建設新聞

 新潟市は24日、古町地区の将来像を検討する(仮称)古町地区将来ビジョン懇談会の初会合を開いた。古町地区の関係者と同地区のまちづくりへ目指すべき将来像を共有、誘導するための指針として策定する。将来ビジョンは本年度中にもまとめ公表する。

 市では古町地区を▽古町花街エリア▽柾谷小路エリア▽古町モールエリア▽本町エリア▽上古町エリア―の5地区に分けて、各エリアの現状と課題、将来ビジョンを盛り込むことを想定する。具体的な事業や取り組みは記載せず、古町の望ましい姿や方向性を示す。

 初会合では委員から「誰をターゲットに呼び込むのか」「昼と夜でのイメージが必要」や「ビジョンだけではなく、方向性に結びつく、具体策も必要」などの意見が交わされた。

 古町地区では2020年3月に新潟三越の閉店、5月に市役所ふるまち庁舎(古町ルフル)の開庁を予定するなど大変革期を迎えることから、今後、2回程度の会合を予定し、3月にもビジョンをまとめる。


【写真=古町の将来像に意見交換】

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