長岡市のアオーレ長岡で10月31日、今冬の「長岡市除雪出動式」が行われた。作業に携わる除雪業者ほか関係者が一堂に会し、連携体制を密に無事故・無災害での作業を誓った。
　屋根付き広場「ナカドマ」には市内の除雪請負業者50人を含む１００人が参加。昭和保育園の年中・年長園児19人が除雪応援旗と安全・安心キーを作業者代表に手渡し、合唱とダンスを披露してことしも式を盛り上げた。
　訓示に立った磯田達伸市長は先の台風19号の被害に触れ「いかに異常気象から市民生活を守るかが課題となってきた。予報では平年並みか少なめだが、油断はできない。局所的な豪雪も考えられる。気を引き締めて雪対策に当たりたい」と呼び掛けた。
　これに応え、田中組の田中勝也さんと長岡トラックの市村亮介さんが除雪業者代表として決意を表明。「長年培ったノウハウを駆使し、無事故無違反で作業に従事する」と宣誓し、会場は大きな拍手に包まれた。

【写真＝園児が応援旗を贈呈】