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事業者国土交通省利根川ダム統合管理事務所
見出し藤原と奈良俣のダム再編が動き出す  
掲載 2019年11月14日群馬建設新聞  
本文

国土交通省利根川ダム統合管理事務所は、藤原ダムと奈良俣ダムの再編ダム再生事業の初弾工を2020年度に発注する。奈良俣ダムの洪水調節容量を減らし、藤原ダムの利水容量を調整したうえで振り替え、利水機能の向上を図る。藤原ダムは放流設備改築を実施、奈良俣ダムで洪水吐を改良する。各ダムの設計は進められており年度内にまとめる。総事業費は約17億円、20年度からの3カ年で工事に取り組む。
13年度に国交省が策定した利根川水系利根川・江戸川河川整備計画によるもので、19年度に実施計画調査へ着手。両ダムにおける放流設備改築の構造を調査・検討した結果、構造・総事業費・工期が確定した。20年度の着工に向けて、詳細を詰めている状況。設計は藤原ダムを利根川ダム統合管理事務所、奈良俣ダムは水資源機構沼田総合管理所が委託、ともに建設技術研究所(東京都中央区)が担当している。
上流に位置する奈良俣ダムの洪水調整容量239万立方mと下流の藤原ダムの利水容量239万立方mの振り替えや藤原ダムの洪水調整方式を変更することにより治水機能を向上させることが目的。総事業費に約17億円を投じ、20~22年度の3カ年で両ダムの設備改良を実施する。工事発注のスケジュールや方法はこれから決定する。
藤原ダムはみなかみ町藤原(大倉)および同町夜後(洞永)に位置する重力式コンクリートダム。ダム高95m、堤頂長230m、総貯水容量は5249万立方m。同ダムの表面取水塔を使用する利水放流設備にφ600㎜の高圧スライドゲート副ゲートを設置。これにより。ジェットフローゲートの点検時においてもホロージェットバルブの使用が可能となる。
みなかみ町藤原(洗の沢・奈良沢)の奈良俣ダムは、中央遮水壁型ロックフィルダム。ダム高158m、堤頂長520m、総貯水容量9000万立方m。振り替えにより利水容量が増加、洪水期準備水位が上昇するため、洪水吐を改良する。改良後は鋼製ローラーゲートの純径間7m×扉高10・8mとなる見通し。
両施設ともに放流設備の制御やダムに関する情報収集、解析などを行うダムコントロールシステムの改修も行われる。

ダム再編の概要
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