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長野県河川課

初弾査定の結果判明/来月は1000カ所実施/台風19号災(19年5次)

2019/11/16 長野建設新聞

 県河川課は11月12~14日にかけて行われた2019年発生公共土木施設災害第5次査定の結果を明らかにした。今回から台風19号の被災箇所に着手しており、5次では台風19号関係で県工事3カ所、台風10号関係で市町村工事1カ所の計4カ所に合計3391万9000円が決まった。

 また、現時点における今後の査定スケジュールも判明した。年内に約1000カ所の実施を見込んでいる。次回第6次は12月9~13日で予定箇所数は389カ所。第7次は12月16~20日で予定箇所数は280カ所。12月23~27日の第8次では現状復旧の333カ所に加え、改良復旧に関する査定も複数件行う。

さらに2020年1月中に4回(7~10日、14~17日、20~24日、27~31日)行い、同月中に対象となる全ての箇所の査定を終える予定。

 第5次査定の決定箇所は次のとおり。◆河川・路線名(場所)=決定した設計概要

■県工事

 【伊那建設事務所】

 ◆藤沢川(伊那市台殿)=復旧延長L9.3m、護岸工:コンクリートブロック積L4.2m(A23㎡、SL5.4~5.6m)、大型ブロック積L4.5m(A30㎡、SL6.6~6.8m)、仮設工:仮坂路L17.5m、大型土のう16袋、仮水路工L25m

 【飯田建設事務所】

 ◆国道418号(天龍村早木戸)=復旧延長L15.0m:崩土除去V30m3、モルタル吹付工L9.2m×SL3.3~5.3m(A44㎡)、落石防止網工L12.0m×SL15.0m(A180㎡)

 【安曇野建設事務所】

 ◆濁沢川(安曇野市大口沢橋)=復旧延長L30.3m、左岸L30.3m:コンクリートブロック積工L29.4m×SL3.7~4.4m(A117㎡)、小口止工L0.6m(V2m3)、隔壁工L0.3m(V1m3)

■市町村工事

 【天龍村】

 ◆明ヶ島線(合戸峠下)=復旧延長L17.0m×W4.Om:モルタル吹付工L17.0m(t8㎝、SL2.9~16.5m、A201㎡)、モルタル殼処理工V16m3、崩落土除去工V100m3、大型土嚢設置・撤去工25袋

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