記事

事業者
栃木県さくら市

さくら市、新給食センター基本構想へ、プロポ有力、年明けにも公告

2019/11/16 日本工業経済新聞(栃木版)

 さくら市は、新給食センターの基本構想を策定する方針を固めた。建設予定地は喜連川工業団地内の鷲宿運動場。喜連川地区を含む市内全域の学校給食調理場として整備する考え。12月補正予算案に基本構想策定業務委託料として941万6000円の債務負担行為を設定した。委託者の選考方式は公募型プロポーザルが有力で、予算議決後、年明けに公告される見通し。

 市の学校給食は氏家地区が自校方式、喜連川地区がセンター方式。市では施設の老朽化が進んでいる氏家地区の調理場の課題解消などを目的に新給食センターの検討を進めてきた。

 建設予定地に加え、喜連川地区にも新センターから給食を供給することを決定した。新センターの調理能力は氏家地区だけを対象とした場合より1000食ほど多い4000~4500食程度を想定している。

 市では建設予定地などを決めたため基本構想の策定に移行。策定にあたっては調理員の意見を聞きながら規模や建設費、運営費、整備スケジュールなどを検討。基本構想は年度内に委託者を選定し、来年度末までに策定する考え。

 予定地の鷲宿運動場の敷地は20531平方m。補正予算案には測量委託料481万8000円を措置。敷地の状況を確認する。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら