県長岡地域振興局は18日、新潟県建設業協会小千谷支部と協力し、東小千谷小学校で除雪学習会を開いた。冬期間における登下校中の注意点や降雪期の建設業者の仕事を学んでもらい、土木の魅力を伝えた。
3・4年生の97人が学習会に参加し、2班に分かれて座学と除雪車への試乗体験を行った。座学では「38豪雪」の当時の状況や、同協会が作成した映像「雪国にいがたの除雪」を鑑賞。冬季道路パトロールの実施状況や、通勤・通学に支障の出ないよう夜中から朝早くにかけて除雪作業を行っている状況を児童たちへ説明した。
試乗体験では、協会から小杉土建工業がサポートに当たり、除雪ドーザ・除雪ロータリー・歩道用の小型除雪車について解説した。運転席からの眺めや死角になる場所を学び、車両への理解を深めていた。
【写真=小型除雪車に試乗する児童】