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茨城県守谷市

守谷市が12月補正予算案に山王歩道橋の修繕設計費1221万

2019/11/29 日本工業経済新聞(茨城版)

 守谷市は27日開会の市議会定例会に補正予算案を上程した。主なものでは、山王歩道橋の長寿命化工事に向けての設計に1221万円、消火栓更新工事に1737万5000円、汚水人孔鉄蓋更新工事に1001万円、雨水人孔鉄蓋更新工事に600万6000円を計上している。議会最終日は12月12日。

 まず土木費では、緊急輸送道路である市道102号線に架かる山王歩道橋の補強工事設計に1221万円。指名競争入札で来年1月にも発注となる。

 また、都市計画道路坂町清水線整備事業で用地買収に2933万9000円。都市開発公社からの買い戻すもの。

 水道事業会計では、老朽化した消火栓の更新工事に1737万5000円。内容は給水管敷設替えに伴うものが15基で、本管の更新に伴うものが8基、臨時対応分が5基。

 公共下水道事業会計では、人孔鉄蓋更新工事で汚水(130基)に1001万円、雨水(76基)に600万6000円。その蓋や枠などの資材購入費として汚水に799万2000円、雨水に474万1000円。

 そのほか次年度への繰越明許費で、御所ケ丘小学校校舎改修事業に7億3546万2000円と、中央公民館改修事業に3168万8000円。

 理由は、御所ケ丘小が近隣住民との協議調整などに時間を要したため。当初は本年度中の完成を予定していたが、来年の12月までに延期となった。

 中央公民館は、アスベスト除去工事の追加で備品購入が遅れるため。

 補正予算案のほかには、学校給食センター整備事業建設工事の請負契約についての議案も上程している。契約相手は常総開発工業㈱と令和建設㈱のJVで、契約額は33億1661万円(税込み)。2022年4月の供用開始を見込む。

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