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事業者山梨県富士川町
見出し空調はGHP 外壁に磁器質タイル 富士川町の新庁舎  
掲載 2019年12月4日山梨建設新聞  
本文

 富士川町の新庁舎建設について話し合う町民懇話会が先月開かれ、事務局から、これまでに委員から出た意見を踏まえた基本設計案が説明された。施設の配置図に加え外観や建材、電気・機械設備など、より具体的な施設の概要を示した。今回が最後の懇話会で町は年度内に基本設計をまとめる。12月4日、7日には午後7時半から町民会館で住民説明会を開く。
 施設規模はRC造3階建てで地下に書庫を設ける。延べ床面積はこれまでより建物の東西の幅を若干削るなどし、前回示した4970㎡から4807㎡に縮小した。外壁には磁器質タイルを使用。東西にはガラス面を広く取り、明るく解放された庁舎をイメージさせる。
 太陽光発電設備については、太陽電池100kw、66kw、33kwについて、想定発電量や概算工事費、蓄電池の容量などを基に比較。66kw規模が妥当とし、概算工事は8500万円程度とした。
 空調は軽油炊きの吸収式冷温水器と電気式の高効率EHP、LPガス式のGHPの3種類を、コスト面や設置に必要なスペース、機器の重量などで比較。運用コストが最も安いGHPの採用を提案した。同方式の導入コストは約5749万円、運用コストは年約141万円と試算している。トイレなどで使う中水には新たに井戸を掘り地下水を活用、防火用水としても利用する。地中熱を空調に生かす計画も示した。
 計画では、庁舎東側に走る町道を廃止し用地とする方向だが、歩行者については同様のルートを通れるよう敷地内に歩道を設けることにした。
 他県でタワーマンションの地下に雨水が浸入する被害が出たことから、委員から書庫が被害に遭う可能性を指摘する声があった。設計を担当する山形一級建築士事務所・綜合建築設計事務所JVの担当者は、書庫には水圧に耐える扉を設置すること、さらに1階部分に防水壁を付け対策を強化することも可能と説明した。
 この日は現在本庁舎以外の場所にある町福祉保健課と上下水道課の幹部が出席。新庁舎によるワンストップサービスの提供が望ましいとの意見を述べた。2017年1月に町が町民208人に実施したアンケートでは、庁舎に対し不満な点として「庁舎の分散」を挙げる人が半数以上を占めた。
 事務局では、これまでの会議の内容を志村学町長に提出し、年度内に基本設計を固める。

【写真=電気・機械設備についても説明】

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